妄想ブログ

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ツッコミが秀逸だったので その3


暴走妄想企画「アンダー・プレッシャー」

「アンダー・プレッシャー」
国別対抗戦2015。
日本フィギュア黄金時代の
仲良しほのぼのオーラとは違い
今年の日本チームメンバーは大変な緊張感に包まれていた。
それというのも
妙に責任感が強い
エースゆづるんがピリピリしていたからである。
ゆづるん「いいかお前ら。
俺様の足引っ張んなよ…
お前らはどうせ役に立たないんだから、特にペア!ダンス!!
応援席だけ盛り上げてろ」
無良「ゆづる、そんな言い方しちゃダメだよ。
団体戦はチームワークが大切なんだから。
ちゃんとコミュニケーションをとって…」
ゆづるん「先輩、それって高橋さんの受け売りですかぁ?
フン、チームワーク良くたって
勝てなきゃ何の意味もないっしょ。
ボクは1位とりますけど
セ・ン・パ・イ、は
せめて5位くらいには入っててくださいよ。
表彰台逃すわけにはいかないんですから!分かってますよね!?
チッ、それにしてもなんでこの俺様が
1位も狙えない
しょぼチーム率いなきゃなんないのかな!」
(※チームを率いるキャプテンは無良くんです)
ゆづるんに鋭い視線を向けられたキャシーは
ビクッと身をすくめ
クリスは
「精一杯ガンバります…」
と彼に言った。
ゆづるんはそれにはこたえず
不適な笑みをたたえてその場を去った。
無良「えーと…
みんな、あいつの言ったことは気にしないで。
気合い入りすぎてるだけだから。
誤解されやすいけど、あれで根はいい奴なんだ」
無良心の声(とはいえ気ィ遣うな…
ああ、大ちゃんがいてくれたらなあ……)
佳菜子心の声(はあ、なんでゆづってあんななんだろ…
大ちゃんに
日本フィギュア頼むって託されちゃったけど
気が重いなぁ~…)
知子(………緊張…してきた…)
敵(?)は身内にあり。
そんなプレッシャーの中でもみんな大人。
仕事はわきまえている。
やるべきことに全力を尽くし
知子(嬉しい!
ゆづるくんに睨まれずに済む!!)
応援ではちゃんと盛り上げるし
楽しむところは楽しむ余裕も。
…ゆづるんがそこにいなければ。
(※無良、佳菜子、知子とぴったり並んで座りながら
ゆづるんとのこの微妙な距離感は一体?)
佳菜子「銅メダルとれて良かったねー」(ゆづに怒られなくて済んで)
知子「ね…」(ゆづるくん、機嫌よくなったかな…)
無良「ハラハラしたよー」(銅メダルでなかったら、ゆづがキレてたとこだ)
一同「はー、良かった良かった、さっ帰ろう」
ゆづるん「おい待てよお前ら!
俺様がまだ片付けてるだろうがよ!!」
ゆづるん心の声(なんだよお前ら!
俺様は圧倒的大差で1位だったんだぞ!
銅メダル獲れたのは俺様あればこそだぞ!!
ひざまずいてスケート靴なめろザコ!!!)
ゆづるんは(海外勢含めた)皆が
十二分に自分万歳しないのにムカついたのか
とにかくEXでは徹底的に目立つことに決めた。
当然である。
だってこれはゆづるんの為の大会なのだから。
チーム演技だって俺様のもの。
ゆづるん「おいお前ら、しくじるなよ。
俺様に恥かかせたら承知しないからな!」
一同「……」
(※緊張で顔がこわばる。
EXなのに、
なかなかプレッシャーから
解放されないチームジャパン)
チーム演技が始まった。
ゆづるんにとって
皆でちまちま扇子振るなんてどうでもいい、
見せ場はイナバウアー。
(今回は「個」の良さも出しましょう!
と、振付師にごり押ししたのは勿論ゆづるんだった)
演技後、笑顔の少ない佳菜子が考えていたのは
楽しくてたまらなかった昔のチーム演技の記憶。
しかし
ゆづるんにそんなことは関係ない。
チーム演技が受けたのも自分のおかげなのである。
俺様はプロデュースの才能だってあるかもしれない…
などとご満悦だ。
後は鉄板プログラムの「パリ散」をノーミスで滑り
このプログラムをずっと使えたら楽なのに、と舌打ちした。
ゆづるん「フィギュアで大事なのは結局ジャンプだろ、
跳べないブタは
ブヒブヒ這いつくばってりゃいいんだよ。
表現力なんて数値化できないもん、くそくらえ!」
※ちなみにゆづるんは
ショパンもファントムも
一度たりとて完璧演技できなかったのに
お馴染みのパリ散でミスがなかったことにより
逆に己の引き出しの少なさを
晒す結果になったことには気づいていない。
フィギュアは結局ジャンプだけではないのである。
とはいえゆづるんは絶好調だ。
フィナーレ後は恒例のジャンプ大会。
4ループと3アクセルを決め
皆から
しかるべき称賛を受けご機嫌さん。
ゆづるん「そうだよ!
お前らは天才の俺様に拍手してりゃいいんだよ!!
凡人どもめが!!」
(※スケーターたちは大人である)
…こうしてゆづるんの
苦難に満ちた長いシーズンが終わった。
日本の、
いや世界の宝である俺様をこき使いやがって!
なんて苛立ちはあるものの
2位のままシーズンを終えなくて済んだのは良かった。
俺様は1位じゃなきゃダメなんだ。
世界選手権連覇できなかったことは腹が立つし
岡崎真の記事はまだ根に持っているけれど
シーズン最後の4ループは
皆の度肝を抜いたことだろう。
岡崎、ザマーミロ。
来シーズンは
俺様にひざまずかなきゃ干してやるからな。
ゆづるんはそう思った。
ママが早く寝ろと注意しに来たのを笑顔で頷きながら
うるせえババア、
俺様にはまだ日課が残ってるんだよ!
と、腹の中で悪態をつく。(※隠れ反抗期が長い)
ゆづるんは毎日の習慣である日記をつける。
その日気に入らなかった奴、
俺様の言うことをきかなかった奴などを記しておくのだ。
(※別名デスノート。
ここに記された多くの関係者が
業界を追われていった…)
ゆづるんは毎晩
こうして安らかに眠りにつくのだった。
ゆづるん「世の中ってちょろいな…
世界は丸ごと俺様のものだぜハハハハハ!」
病院受付熊「はにゅーさーん、
中二病のお薬出しておきますね~。
お大事に」
頑張れゆづるん。
(終)

限定記事にした後の言い訳

10. コメントありがとうございます♪
>モズさん

こんばんは(^_^;)

そうですね、
フィクションなんだから
笑って許してほしいものです!?

フィクションだからこそ
いちおう配慮してるし。(これでも?)

だいたい心底腹がたっていたら
笑い話には落とせませんし…

ある程度までは
「仕方ないなぁ~もう~」
で済ませてるつもりなんですけど…ね……!?
中国杯は完全アウトでしたが、ってこれ以上はやめとこ(笑)

ヒールでも愛されキャラはあると思うので
出来ればそこを目指してくれたら
いじり甲斐がある…

いえ温かく見守りたいと思うのですが
彼の目指す先は明らかに別の場所。

このズレが私をいたたまれない気持ちにさせるのでしょうか。
テディ 2015-04-21 21:48:14



皆さまへ
アメンバーは
けっこう前からご新規さんをお断りしております。
前記事は
全員公開していたものを
お友達のすすめもあり、
考えた末に限定にいたしました。
どうやら
読者さんにもご迷惑かける恐れが出てきたようですので…
あくまでフィクションとして書いたのですが
書いたこと自体に問題があると考えられた方もいらしたようです。
正直、価値観の違いは如何ともしがたいと思っているのです。
私には
価値観と考え方のまったく違う人相手に
どこまでも議論する暇も
それから親切さもありません。
フィギュア好きには
傾向的に議論を好む方が多いように見受けられますが
顔の見えない相手とやり合ったところで、ただ消耗するだけ。
一時的にどちらかが相手を叩きのめしたとしても
両者ともに得るものはまったくなく
単に恨みが残るだけだと考えていますし。
人間は
誰かに諭されたからといって
そうそう考え方を変えはしません。
私もそうだし
他の多くの人だってそう。
それは良いとか悪いではないのです。
そんなわけで
私は私で
マイペースにやっていくつもりです。
どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m



冗談ですフィクションですと但し書きをつければ何でも書いていいわけじゃない
山本まゆりの枕営業といい
S子とD輔の愛欲日記とか書かれたらフィクションだからで済むのかデーオタども



全文同意。
某フィギュアスケート漫画のように、誰がモデルか分かるように……
うわーキモチワルイ。

  • 最終更新:2015-04-24 23:49:15

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